「引っ越し先の冷蔵庫を置くサイズが合わない」、「もっと大きい冷蔵庫に変えたい」など、冷蔵庫を買い替えることってありますよね?
そんな時、今の冷蔵庫をどうやって処分したらいいのか困ることがあります。
今回の記事では、冷蔵庫を処分する際にかかる料金(費用)と、最もお得に処分する方法について解説したいと思います。
冷蔵庫を処分する際にかかる費用
冷蔵庫を処分してもらうには費用がかかります。
というのも、冷蔵庫は家電リサイクル法の対象商品となっていて、冷蔵庫に使われているフロン等の有害物質を回収したりする必要があるため、法律で決められたリサイクル料金がかかることになります。
また冷蔵庫を引き取りに来てもらうためには収集運搬料金も別途かかります。
つまり、冷蔵庫の処分には、リサイクル料金+収取運搬料金の両方がかかることになります。
リサイクル料金はメーカーや容量(大きさ)によって異なりますし、運搬料金は引き取りに来てもらう業者さんによって異なります。
主なメーカーの冷蔵庫リサイクル料金一覧
メーカー | 170リットル以下 | 171リットル以上 |
日立 | 3,672円 | 4,644円 |
パナソニック(ナショナル) | 3,672円 | 4,644円 |
三菱 | 3,672円 | 4,644円 |
東芝 | 3,672円 | 4,644円 |
シャープ | 3,672円 | 4,644円 |
富士通ゼネラル | 3,672円 | 4,644円 |
ハイアール | 3,672円 | 4,644円 |
アクア | 3,672円 | 4,644円 |
ユーイング | 5,092円 | 5,524円 |
テクタイト | 5,092円 | 5,524円 |
吉井電機 | 5,092円 | 5,524円 |
※その他のメーカーについてはメーカーにお問合せください。
主な小売店・家電量販店の冷蔵庫の収集運搬料金
小売店・家電量販店 | 収集運搬料金(税抜) |
ヤマダ電機 | 一律1,100円 |
ビックカメラ | 一律1,500円 |
ヨドバシカメラ | 買い替えと同時は一律500円 収集のみは一律2,500円 |
ケーズデンキ | 一律1,000円 |
Joshin | 買い替えと同時は一律1,000円 収集のみは一律3,000円 |
エディオン | 買い替えと同時は250L以下1,000円 買い替えと同時は251L以上1,500円 |
収集のみは250L以上2,000円~ 収集のみは251L以上2,500円~ |
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ノジマ | 170L以下5,000円 171L以上6,500円 |
※収集運搬料金は条件により異なる場合がありますので、詳細は各小売店にお問い合わせください。
冷蔵庫を処分する5つの方法
冷蔵庫を処分するには意外と費用がかかることが分かりましたが、なるべく費用をかけずに処分したいですよね?
冷蔵庫を処分する方法は幾つかありますが、費用がかからない順番で言うと、次の通りとなります。
1.リサイクルショップの買い取りを利用する
まだ買って数年しか経っていない物や人気メーカー、人気機種の場合、買い取りをしてもらうことができる場合があります。
もし買い取りしてもらえれば、リサイクル料金や収集運搬料金がかからないだけでなく、買い取ってもらったお金がもらえるので、一番良い方法といえます。
一般的に冷蔵庫の買取りは、以下の基準に合えば買い取ってもらうことができます。
製造年月5年以内の製品
メーカーや機種によっては5年以上の製品でも引き取ってもらえる場合がありますので、近くのリサイクルショップに問い合わせてみるといいかもしれませんね。
2.自治体の指定場所に持ち込む
各自治体では、冷蔵庫を大型ゴミとして引き取ってくれる自治体もあります。
もちろん、リサイクル料金がかかりますので、リサイクル券を購入して、指定場所に持ち込むことにより、収集運搬料金を浮かすことができます。
ただし、自治体によっては持ち込みを禁止している自治体もありますので、HPなどで確認してみてください。
3.冷蔵庫を買い替えと同時に引き取ってもらう
小売店(家電量販店等)で新しい冷蔵庫を購入すれば、古い冷蔵庫を同時に引き取ってもらうことができます。
小売店によっても異なりますが、新しい冷蔵庫を購入と同時に引き取る場合は、収集運搬料金が安くなるところもありますので、そういった家電量販店を利用すれば少しでも費用を抑えることができる場合があります。
4.小売店に依頼して引き取ってもらう
小売店(家電量販店等)には、古い家電を引き取る義務がありますので、新しく購入しなくても、お金を支払えば必ず引き取ってもらうことができます。
5.不用品回収業者に依頼する
処分したい物が冷蔵庫だけなら、上記の方法で引き取ってもらうことができますが、冷蔵庫の他にもまとめて処分したい物がある場合は、不用品回収業者に依頼するなら、他の処分品と一緒に回収してもらうことができます。
引っ越し等で大型不用品がたくさんあって処分に困る時などに利用すると便利です。
中にはトラック1台積み放題でいくら、という料金体系の業者さんも少なくありません。
ただし、街を巡回している不用品回収業者は許可を得ていない違法業者が多いため、絶対に依頼しないようにしましょう。
各自治体なども、違法な悪徳回収業者には用心するよう注意を呼び掛けています。(例:東京都環境局)

県の許可を得ている優良回収業者一覧
不用品回収くまのて (関東エリア)
ゴミ屋敷バスター七福神 (関東エリア)
オールサポート (近畿エリア)
くらしのマーケット (全国エリア)
まとめ
いかがだったでしょうか?
冷蔵庫は大きくて重いため、個人で処分するのは大変かもしれませんが、色んな方法で処分することができますので、ご自身に合った方法を選んでみてくださいね。