久しぶりにエアコンを付けると、酸っぱいような、いや~な臭いがすることがあります。
酸っぱい臭いの原因のほとんどが、エアコン内部に発生したカビだけでなく、タバコや油、ホコリ、ペットの臭いなどがすべて混ざったものが吹き出し口から出てきているのはご存知でしょうか?
しかも段々といやな臭いにも慣れてきて、そのままエアコンを使用している方がほとんどです。
もしそのまま使用すると、部屋中にカビや菌をまき散らすことになり、アレルギーや喘息、肺炎などの健康被害を引き起こすことになりかねません。
いや~な酸っぱい臭いが出たら、すぐにエアコン内部の洗浄をすることをおすすめします!
でも業者さんにエアコン洗浄を依頼すると、だいたい1台1万円ほどかかるので、複数台のエアコンを洗浄してもらうとなると結構なお値段になってしまいます。
そこで今回の記事では、エアコン内部の掃除を自分でやる場合に必要な準備と注意点をご紹介したいと思います。
エアコン内部の掃除を自分でやってみた
準備するもの
- 脚立か椅子(椅子の場合は転倒しないよう誰かに支えてもらいましょう。)
- エアコン洗浄スプレー(アース エアコン洗浄スプレー防カビ+)
- 乾いたタオル
- ゴミ袋
エアコン洗浄の手順
- エアコンの電源(プラグ)を抜く
- 換気をする
- エアコンのフィルターを外す
- フィン(熱交換器)部分が十分見えるように露出させる
- 洗浄スプレー缶をよく振る
- フィンから5cmほど話してフィンの向きにそって吹きかける
- スプレー1本全部を使って十分吹きかける
- 10分ほど放置すれば終了
- 回りのカバー部分にかかった場合は、タオルでふき取る
- 内部の汚れは、ドレインホースから排出されます。
ビフォーアフター
↓↓あアース エアコン洗浄スプレー防カビ+を1本使用↓↓
↓↓フィン(熱交換器)はかなりキレイになりました↓↓
↓↓シロッコファンは全くキレイになりませんでした↓↓
自分で洗浄する場合の注意点
1.かならず元の電源を抜いてから!
もし電源が入ったままで行うと、電装部分にスプレーがかかった場合、ショートして火花が出てエアコンが壊れてしまいます。
2.電装部分には絶対にスプレーしない!
電装部分にスプレーすると、電源を入れた時にショートする場合があります。
3.ツメなどを折らないように注意!
自分でエアコン洗浄する際に最も多いのが、エアコンカバーのツメを破損させてしまうことです。
フィン(熱交換器)部分を露出させるため無理やりカバーを上げないよう、慎重に作業しましょう。
実際に洗浄スプレーで掃除した感想
一般的にエアコンの内部洗浄するには、専門的な技術や道具が必要なんですが、このスプレーを使えば、そのような技術は全く不要で、素人でもできてとっても簡単でした。
業者に依頼した場合との違いは?
実は数年前まで某大手ハウスクリーニングで仕事をしていた私ですが、やはり内部をキレイに洗浄するのは難しいというのが正直なところです。
自分で洗浄すると、フィン(熱交換器)の部分はある程度キレイになりましたが、細部に至るまで洗浄できたわけではありませんでした。
また、エアコン吹き出し口の奥にあるシロッコファン(エアコンの風邪を送る羽根の部分)には洗浄液が当たらないので、洗浄前とまったく変わらないということになります。
結論として、簡易的な洗浄は可能ですが、細かい部分の洗浄はキレイに落とせていないので、やはりプロじゃないと無理だというのを実感しました。
まとめ
いかがだったでしょうか?
実際に自分でやってみた個人的な感想になりますが、やはりプロはプロの仕事だというのが本音でした。
実際にやってみて分かったのですが、一度は業者に依頼してキレイにしてもらった後は、半年か一年に一回くらいのペースで、洗浄スプレーで掃除していれば、もう業者に依頼する必要はないかなと思います。
なので、これから自分でやってみようという方は、業者に依頼した後のメンテナンスとして自分でやってみるのはいかがでしょうか?
もし、エアコンクリーニング業者に依頼する場合は、口コミなどで評価の高い業者さんに依頼するほうが良いでしょう。
というのも、業者によっては不慣れで手際の悪い業者さんがいて、ルーバーを壊したり、水漏れを起こしたりする業者さんもいますので、口コミなどを見て探すことをおすすめします。
「くらしのマーケット」なら、口コミを参考にして評価の高い業者さんを見つけやすいと思いますよ。
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