最近よくテレビで社会問題として取り上げられている、ゴミ屋敷・・・。
こんなゴミの中で暮らしている人って、どんな心理状態で暮らしているのか、通常の人からみると気になったりしますよね?
今回の記事では、ゴミ屋敷に住んでいる人にインタビューされていた方々が、どんな理由でゴミ屋敷になってしまったのか、その心理状態をまとめてみましたのでご紹介したいと思います。
ゴミ屋敷になる二通りのタイプとは?
実はゴミ屋敷になる人には次の二通りのタイプが存在しているのではないかと思います。
- ゴミを自ら収集するタイプ
- 片づけたい気持ちはあるが、ゴミ屋敷化してしまうタイプ
テレビでよく目にするのは、前者のタイプで、ゴミ収集場などから拾い集めてきてゴミ屋敷化するケースです。
家の中だけでは納まりきらず、外にまでゴミが溢れていて、近所の人も困っている状況を見ることがあります。
ゴミ屋敷になると近隣に悪臭を放つだけでなく、ネズミやゴキブリなどの害虫被害をもたらしたり、火災の危険も潜んでいるので、近所の人たちは気が気ではありません。
ただ、ゴミ屋敷になる人の心理は、それぞれのタイプによって異なっているように思います。
ゴミ屋敷になる人の心理とは?
ゴミを自ら収集するタイプ
まず「ゴミ収集タイプ」の人の心理はどんな状態なのでしょうか?
テレビでよく見るゴミ屋敷の主人というのは、年配者の独り者が多いように思います。
恐らく以前は家族と普通に生活していたと思われるのに、いつの日からかゴミを集めるようになったのです。
これらの人たちには何があったのでしょうか?
テレビでよく見るのは、離婚や家族の死などをきっかけにゴミを集めるようになり、いつの間にかゴミ屋敷になってしまったようです。
これは孤独からの寂しさや不安を紛らわすために、モノを集める行為をするようになることが知られているようです。
片づけたい気持ちはあるが、ゴミ屋敷化してしまうタイプ
モノが捨てられない

70代女性
昔の貧しい生活のトラウマがあり、もったいなくてモノが捨てられなくなったり、いつモノが無くなるかもしれないことを恐れて、まだ使ってもいないのにどんどん買い込み、モノが溜まっていった。
もったいない精神

80代女性
外食や弁当の食べ残したものがもったいないので人の分まで持ち帰ったり、スーパーのビニール袋を大量に持ち帰ったり、ホテルから持ち帰ったスリッパなど、とにかくもったいないから何でも持って帰っていたら家の中がモノで溢れかえってしまった。
仕事の疲れやストレス

20代女性
仕事から帰るのが毎日遅くて片付ける暇も気力もなくなった。

20代女性
仕事を優先してしまい、自分の生活を後回しにした結果、片付けられないほどのゴミが溜まってしまった。

30代女性
仕事環境が変わったことがきっかけで、仕事の疲れから片付けられなくなり、自分で片付けようとするも、手に負えない状態になった。
ゴミ出しの分別ができていないと注意を受けた

40代男性
ゴミ出ししたら、分別ができていないと近所の人から注意を受けたことがきっかけで、ゴミを出すのが怖くなりゴミを出さなくなった。
片付け方が分からない

20代女性
片付けようとしてモノを別の場所に移動しただけで満足し、何年もの間にモノが溜まっていった。

20代女性
数年前から一人暮らしを始めたが、実家では親がすべて片付けていたため、片付け方が分からなかった。
収集コレクションがエスカレートした

30代男性
食べ物のラベルや飲み物の缶・パッケージなど、何でも収集してしまう癖がついてしまい、段々ゴミとは思わなくなった。
ほとんどの業者が口を揃えて言うのは、6~7割は女性からの依頼で、最近は特に若い方からの依頼が特に多いそうです。
もしゴミ屋敷になってしまったときの対策
家庭環境や仕事の変化など、様々な原因がゴミ屋敷に化してしまう原因であることが分かりました。
誰もなりたくてなったわけではないとは思いますが、ゴミ屋敷になってしまうと自分の力でどうにもできなくなります。
自分で片付けようと思っても、何から手を付ければいいのか分からない、どこに捨てればいいのか分からない、という方がほとんどだと思います。
そのような状況で力になってくれるのが、ゴミ屋敷専門業者です。
彼らは大切なモノと処分するモノを区別しながら、大量のゴミを短時間で処理することができますし、もし買い取ってくれそうなモノがあれば、買い取りまでしてくれるので、作業料金の負担を軽くすることができる場合もあります。
中には期日までに退去しなければいけないという場合でも、対応してくれますので、ゴミ屋敷専門の業者さんに依頼することをおすすめします。
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